大阪の鶴橋でヘアサロンの計画を進めております。
美容師さんの職能は、そのお客様一人ひとりの髪質や骨格をみて
その人にあったスタイルを考えて提案することだと思う。
そこで、建物の骨格を最大限活かしたデザインは出来ないかと考えた。
通常デザインを考える時、
どんな壁紙を貼るかどんな床材を貼るかどんな色を塗るかなど、
上に貼る素材を考えることが多いが、
このヘアサロンでは、上に貼る素材をどうするかではなく、
いかに素材を貼らずに下地や、建物の躯体を魅せる計画とした。
つまり、足し算でデザインを考えるのではなく、
引き算でデザインすることとした。