場所は、大阪の北新地駅から10分ほどのオフィスと店舗が混在するようなエリア。
近くのオフィスで働くサラリーマンや店舗に勤める店員さんに向けたフィットネスジムの計画。
フィットネスジムは、続けることが最大のハードルである。
はじめは運動をして健康的になりたいと決めていても、徐々にその気持ちが薄らいでいく。
自分との戦いに勝ち続けなければいけない厳しい世界である。
もっと続けることが容易になるフィットネスジムを計画できないかと考え、
中央に大きなカウンターを配置する計画とした。
このカウンターは受付カウンターの機能に加え、
施設の案内やプロテインを提供するバーカウンターの役割を持たせた。
そのことでスタッフとお客さんが自然と会話が生まれる。
従来のフィットネスジムでは、自分と戦い続けなければいけないが、
ここでは、スタッフとの会話を楽しんだり、応援やアドバイスを受けることができる。
フィットネスジムにいくのが、健康のためだけではなく、
スタッフとの会話やそこでできた仲間に会うと言った目的が付加価値となる。
自分だけで悩まない、継続しやすいフィットネスジムになる。